はじめに

皆さんは自分がどうやって物を見ているか意識したことがありますか?多くの人はないと思います.私は,視力回復のトレーニングをする時にどうやって物を見ているのかを意識することが大切だと考えています.なぜなら,どのようなトレーニングでも闇雲にやるだけでは効果が薄いからです.

例えば,短距離の陸上選手はただ単に毎日走っているわけではありません.自分のフォーム(どうやって走っているのか)を意識して,それを繰り返すことでその走りが自分のものになるのです.

視力だって同じです.どうやって物を見ているのかを意識しなければ,視力回復の効果は小さい(単に走り回っているのと同じ)のです.


このサイトについて
このサイトでは,まず人はどうやって物を見ているのかという知識を説明します.そして自分が物を見ている感覚をつかむのに最適な立体視を紹介します.最後に,立体視の感覚を応用した視力回復トレーニング法を提案します.

視力回復のトレーニング法について簡単に説明すると,『焦点を前後させて眼のピント調節機能を鍛える』というとても簡単な方法です.詳しくは読み進めていって欲しいのですが,無料で簡単でいつでもどこでもできるのでお勧めします.怪しい広告を鵜呑みにしてお金を払うのは絶対にやめましょう.私はこの視力回復法を昔から遊び感覚で自然とやっていました.だから今でも視力が良いなのだと考えています.

(注意)このサイトの視力回復トレーニングは近視の方を想定して書いています.

まずは»1.目の仕組み -焦点(ピント)-